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皆さん、こんにちは
最近ぽかぽか陽気が続いていますね
ここ岐阜市でも先日桜の開花宣言がされ、間もなく満開になる予定です
コロナ禍で例年のようなお花見宴会は出来ませんが、散策しながら今年の桜をゆっくり楽しみたいと思っています
さて今回は桜の花が咲き始め、書道の展覧会活動が活発になり始めるこの時期になるとお問い合わせやご注文が増えてくる人気の筆を1つご紹介致します。
高級イタチ毛(コリンスキー)を使用した仮名用の細筆です。
名前の由来は「万葉仮名」より取られたものになりますが、「万葉=多くの木の葉、あらゆる草木の葉」という意味もあり、正にこれからの季節を連想させるような名前です
イタチ毛の特徴は弾力の強さと毛先の利きの良さ。
そして一本一本の毛のキメも細かいのでまとまりも良く、いわゆる剛毛筆と言われる筆の中では墨含みも非常に良いとされております。
古くより当店には「一條」や「歌仙」「あさつゆ」などのイタチ毛の細筆が数多くございますが、この「万葉」はこれらの大玄堂製の筆の中ではダントツ1番人気の細筆になります
サイズは3種類。
大(穂の直径 4㎜×長さ 28mm)
半紙・半懐紙に一首程度。中字向け。
中(穂の直径 3.2㎜×長さ 24mm)
半紙・半懐紙に一首~二首程度。墨含みも充分。
1番売れているサイズになります。
小(穂の直径 3㎜×長さ 21mm)
半紙・半懐紙に一首〜二首程度。初心者の方にも扱い易いサイズです。
穂先の切れ味、弾力共に最高!
普段のお稽古用としても、展覧会への作品作り用としてもリピートのとても多い人気商品です。
イタチ毛の筆がお好きな方にはもちろん、仮名のお稽古を始めたばかりで新しい細筆を探してみえる方にもお試し頂きたい一本
自信を持ってオススメします。
ご興味のある方、是非一度お手に取ってみて下さいね
お待ちしております。
著者:國嶋
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皆さんこんにちは
過ごしやすい気候になってきましたね
この時期、特にお子様は新たに習い事を始められることが多いのではないでしょうか。
子どもの頃から書道を習うと「字が綺麗になる」はもちろんのこと、「集中力がつく」こと、「姿勢が良くなること」など大人になってからも役に立つようなメリットがたくさんあります
また小さいうちから展覧会等を観に行けば美的センスも身に付くかもしれませんね
私も小学生時代に書道は習っていましたが数年でやめてしまったので、もっと真剣に習っていればと後悔しております
さて本日は、お子様が書道を始める際にオススメの書道セットを紹介します
最近ショッピングモールで並んでいる書道セットは、可愛らしいデザインのソフトバッグが多いですよね。
確かにソフトバッグはデザイン性もあり、軽量なので持ち運びも楽というメリットがあります。
一方、ハードタイプは耐久性があるので長持ちすること、ソフトバッグに比べてより中身を守ることができること、シンプルなデザインなので、中学、高校になっても使えることがメリットです。
そのため書道用品専門店としてはハードタイプを強くオススメします。
こちらが当社の書道バッグの中身です。
《セット内容》
*書道バッグ (呉竹)
*太筆 秀峰
*細筆 玄和
*墨液 玄香 180cc
*下敷き 半紙サイズ 罫線入り
*文鎮
*硯 セラミック両面硯 四五平 (呉竹)
以上7点です。
太筆の秀峰は短峰で、小学校低学年や書道を習い始めのお子様でもとても扱いやすい人気の筆です。
またダルマ軸になっているので小さな手でも持ちやすい作りです。
下敷きは罫線入りで4文字書き用、6文字書き用の両面ご使用いただけ、名前枠もあるのでとても便利な商品です。
もちろん1文字、2文字を書く際にも罫線が入っているのでバランス良く書くことができます。
その他のセット商品も当社のオススメ商品ばかりです。
可愛らしいソフトバッグも魅力的ですが、ぜひハードタイプも検討されてみてはいかがでしょうか?
気になる方はこちらのページをご覧ください。
小椋
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皆様こんにちは。大玄堂の林です
早いもので今年ももう2ヶ月経ってしましました。
年々時が早くなっていくのを感じておりますので、1日1日を大切に過ごしていきたいと思っております
さて明日3月10日から大玄堂では春の展示会を開催いたします
定番商品はもちろん、珍しい商品までご用意しておりますので、是非皆様のご来店をお待ちしております
*展示会期間 3月10日(水)~3月16日(火) 9:00~17:30
会期中は土日も営業しております。
簡単ではありますが一部紹介させていただきます。
1階
ここでは色々なサイズの額をご用意しております。
一点物もございますので、気になる方は早めにご来店されることをオススメします。
定番商品を主に販売しております。お値打ち品もご用意しております。
2階
ここでは料紙等が置いてあります。綺麗な料紙を是非見に来てください。
ここでは本日のオススメ商品をはじめ、大玄堂のオリジナル画仙紙等を置いてあります。
※写真に写っている価格は来店の方の限定価格となっております。
どうだったでしょうか?
その他にもまだまだたくさんの商品をご用意しております。
気になる方は是非大玄堂へ!!
話は変わりまして、今回のオススメ商品のご紹介をしたいと思います。
今回は「新料紙」のご紹介です。
この中でも特にオススメの商品は
仮名用の練習用紙としてお使いいただける商品になります。
色や模様も様々な商品があり、大玄堂では数多くの新料紙を取り揃えております。
いつもと違う色や模様で書いていただくと、創作意欲が湧き、違った楽しさがあると思います。
是非お試しください!!
林
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こんにちは
コロナ禍も収まりつつあり陽気も心もウキウキしますが、あともう少しです。気を引き締めていきましょう。
今回はお尋ねの多い「筆の手入れ」など筆のあれこれです。
先ずは「筆のご法度」(絶対にしてはいけない事)から
ご法度 その① 使用後、キャップに入れて保管する → 毛が腐ります
穂先が傷まない様にキャップをする方がいますが、毛についている水分がキャップの中で蒸れて穂の根元を腐らせてしまいます。乾いているから大丈夫と思っていても穂の根元の中心は乾燥していません。キャップは筆を使い始めるまでの保護用です。筆を使用し始めたらキャップは不要、捨てましょう。
ご法度 その② 使用後、洗わずにそのまま保管する → 毛が傷み、変な癖がつきます
墨で固めるのは穂の形を整える事ができて一見よさそうに思えるのですが、実は筆にとっては非常に良くありません。 固まった状態では 1.毛が傷んで折れやすくなります 2.墨かすが溜まります 3.揮線が二つに割れたり、右・左のはらいのバランスが悪くなります 4.固まった穂を戻すために無理に力を入れて穂首自体を傷めたり最悪根元から折れてしまうこともあります。
使用前にお湯につけて戻してから使うので大丈夫と言う方もいらっしゃいますが、お湯で戻しても根元の墨かすや付いた癖は取り除けません。使用後はお勧めの洗い方で洗いましょう。(筆の洗い方と保管の欄を参照)
ご法度 その③ 使用後、濡れた状態で横にして保管する → 気づかないうちに変な癖がつきます。
重力で穂全体が曲がったまま乾燥し、そのままの癖がついてしまいます。
では、どんな扱い方・手入れの仕方が良いのでしょう?
<筆を初めて下ろすとき> → 穂全体をほぐし、水で洗ってから使います
穂先から穂の根元方向へ指の腹を使い優しくほぐしていきます。穂がほぐれたら水またはぬるま湯で穂全体を軽く洗い、着いていた糊を落とします。その後は通常通り墨を付けて使用します。
<書いている途中で席を離れるとき> → 筆立てに差します(筆筒ではありません)
書いている時に電話や宅配便が来たりすることはよくある事です。そんな時に筆をそのままにして席を立つと「ご法度 その②」と近い状態になり後々悔やむことになります。それを防ぐには「筆立て」を使います。ガラス製の物が一般的です。10分・20分など短時間席を離れる時に使い、穂の乾燥を防ぎ席に戻った時に良い状態で使えます。但し、長時間差したままにしておくことは出来ません。2時間・3時間差したままにしておくと、墨が劣化して変な滲み方をしたり、表装時に滲んで作品を台無しにする事もあります。また筆も傷みます。使用は必ず短時間にしてください。
<筆の洗い方と保管> → 水の中で揉み洗いをします 吊るして陰干しをします
穂が二つに割れる(ご法度 その②―2)ほとんどの原因は穂の根元に墨かすが溜まっている為です。それを防ぎ、筆を長持ちさせるには次の洗い方をお勧めします。
1 溜めた水の中で筆を洗います。(流水で洗っても筆の表面にしか水が当たらず中心まで洗えない)
2 水の中で指の腹を使い優しく墨を押し出すように揉み洗いをします。
3 特に穂の根元は墨かすが溜まりやすく筆の割れになるので念入りに洗い、墨が出てこなくなるまで揉み洗いします。
4 軽く水分を拭き、穂の形を整えてから「筆掛け」に吊るして乾かします。(陽が当たらない様に注意 陽が当たると毛を傷めます)
※「筆掛け」は筆を良い状態で使うための必須の道具です。本数や筆の大きさ・好みに応じて色々な製品があります。また、壁に釘を打つ だけでも「筆掛け」の代用ができます。(壁が汚れてしまいますが)
筆は職人さんが多くの手間をかけて手作りをしている道具です。
大切に可愛がって使ってあげましょう!
はやてパパ
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