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< 筆の洗い方について>

2014年05月31日  カテゴリー : 書道用品の豆知識

みなさんこんにちは(*^_^*)

今日は筆の洗い方についてご紹介したいと思います。

 

まず、汚れても良いバケツなどを用意します!

今回は、トレーを用意しました!

 

①水なしトレー.jpg

 

用意したトレーに水を溜めます!

 

③水入りトレー.jpg

 

たっぷり墨を含んでいる使用後の筆の根元を揉むように洗っていきます。

 

②洗う前の筆.jpg

 

④筆洗い一回目.jpg

 

真っ黒になった水を捨て、また水を溜めて

水の中で根元を揉むように洗っていきます(^^♪

 

⑤筆洗い二回目.jpg

 

筆の根元にはいりこんでいる墨をしっかりと出してあげましょう♪

※根元に墨が残ったりしていると、筆の割れる原因になったりします(^0_0^)

 

これを3.4回繰り返すと、だんだん墨の汚れが落ちてきて、

綺麗に洗うことができます♬

 

⑥筆洗い三回目.jpg

 

どのくらい汚れが落ちているのかも、自分の目で確かめることができますね(#^.^#)

 

水を出しっ放しのままにして筆を洗うよりも、

とても経済的に筆を洗うことができますね(*^_^*)

 

私も学生の頃は水道を出しっ放しにして

根元からでてくる墨を、ひたすら洗っていましたが、

この方法を教えていただいてからは、水も無駄なく使えて

前よりも汚れをうまく落とせるようになりました☆

とてもオススメです(^^♪

 

⑦筆洗い終わり.jpg

 

みなさんも是非試してみて下さい(*^_^*)♪

 

 

筆者名: 古川

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<6月展覧会情報>

2014年05月23日  カテゴリー : 展覧会情報

★第32回 郡 上 八 幡 美 術 展

会 期 : 5月31日(土)~6月1日(日)

会 場 : 郡上市総合文化センター

★第39回 関 市 文 協 会 美 術 展

会 期 : 6月3日(火)~6月8日(日)

会 場 : 関市文化会館

★第42回  日本の書展 中部展

<第一会場> 会 期 : 6月4日(水)~6月8日(日)

会 場 : 愛知県美術館

<第二会場> 会 期 : 6月3日~6月8日(日)

会 場 : 名古屋市博物館

★第68回  岐 阜 県 美 術 展

会 期 : 6月7日(土)~6月15日(日)

会 場 : 岐阜県美術館

★第64回  中 日 書 道 展

・6月10日(火)~6月15日(日)

名古屋市市民ギャラリー

・6月11日(水)~6月15日(日)

  愛知県美術館ギャラリー

・6月17日(火)~6月22日(日)<一科作品>

・6月25日(水)~6月29日(日)<二科作品>

★米寿を祝って 翠峰書展(江馬翠峰先生個展)

会 期 : 6月13日(金)~6月14日(土)

会 場 : 下呂市星雲会館4階

★洞田和園先生(書道)中田篤先生(陶芸)2人展

会 期 : 6月13日(金)~6月24日(火)

場 所 : 岐阜市若宮町6-12

英蔵 加納ビル3階

★第5回 開催記念 羽島市美術協会書道部展

会 期 : 6月27日(金)~6月29日(日)

会 場 : 羽島市文化センター展示室(円空ホール)

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<中国市場>

2014年05月23日  カテゴリー : 書道用品の豆知識

中国では日本の書道用品は大人気です。

特に中国人の方に人気なのが墨運堂さんの玄宗や呉竹さんの筆ペンなどはどこの店に行っても置いてある状態です。

どうしても関税10%や増値税(消費税の様なもの)17%が掛り日本の定価より高く売られていますが評判は良く、よく売れる商品の様です。

皆さんも中国に行かれる際にはお土産として持参すると喜ばれると思いますよ。

 

日本の書道用品や習字道具は品質がよく中国では少々高くても欲しいと思われる方は多いみたいです。

 

 

謝謝!!

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<ゴールデンウィーク楽しみですね。>

2014年05月02日  カテゴリー :

こんにちは。大玄堂小澤です。

まもなくGWということで大型連休がやってきますが皆様のご予定はいかがでしょうか?

私は残念ながら家に引きこもることになりそうです。

財布の中身だけ長期旅行に行かれると涙が出てきますね(T_T)/

さて本日は弊社の画仙紙についてご紹介させて頂きたいと思います。

弊社の画仙紙は種類も多くサイズ展開も豊富に揃えています。

商品の種類が多いとどれがいいのか選ぶのが大変ですよね。

そこで私が特に好きな画仙紙をピックアップしたいと思います。

 

楷書用・・・・・神技(滲みが少なめで墨をコントロールしやすいです。)

 

行書用・・・・・無限(サイズ展開が豊富にあり万能型、全紙、尺八屏はもちろん2×6や3×8まであります)

 

草書用・・・・・妙音(しっとりした手触りで書き味抜群。滲みも綺麗に出す事ができます。)

 

こちらは私個人的な見解です。皆様が画仙紙を選ばれる時の参考にしただけると嬉しいです。

それではよい連休をお過ごし下さい。

 

 

 

 

筆者名:小澤

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<猫についてやたら褒めちぎった日記>

2014年04月18日  カテゴリー : スタッフブログ

こんにちわ。

最近はずいぶん暖かくなりましたね。

この間まで丸まってばかりでまったく動かなかった我が家の猫達も、暖かくなるにつれてやんちゃぶりを取り戻しつつあります。

(白と、白黒のぶちの2頭の猫を飼っています)

 

今回はそんな猫に関わる、ある書作品をご紹介したいと思います。

いつもより砕けた内容になっておりますが、お付き合い頂けますと幸いです。

 

その作品は、現存する天皇の日記としては最古のものである

『寛平御記』

というものです。

 

作者の宇多天皇は第59代天皇で、醍醐天皇の父、村上天皇の祖父にあたる方だそうです。

作中の一部で、飼っていた猫についていくつかの記述を残しています。

 

この寛平御記、実は猫飼いの方々の間ではなかなか有名なもの。文章は漢文で難解なのですが、書道で特に漢字を書かれる方には楽しんで戴けるかも…と思いました。

 

さて、なぜ猫飼いさんの中でこれが有名なのか?

 

…実は宇多天皇、この日記の中で結構な猫好きっぷりを披露しているんです。

では、ほほえましいばかりの親バカっぷりを少し紹介します。

(※印は今風に訳した文章です。)

 

『愛其毛色之不類。餘猫猫皆淺黑色也。此獨深黑如墨。』

※その毛づやの美しさったらもうすごいのだ。他の猫が見劣りするくらいに真っ黒で、墨のよう。本当にカワイイのだ。

 

『長尺有五寸高六寸許。其屈也。小如秬粒。其伸也。長如張弓。』

※背は6寸(18cm)ほど、体の長さは1尺5寸(45cm)ほど。小さくかがむとまるで小さな黒きびの粒のよう。大きく伸びをするとまるで弓を張ったように長い。

 

『眼精晶熒如針芒之亂眩。耳鋒直竪如匙上之不搖。』

※瞳はキラキラと光り、耳はスプーンのようにまっすぐ、ぴーんと立っている。

 

『其伏臥時。團圓不見足尾。宛如堀中之玄璧。其行歩時。寂寞不聞音聲。恰如雲上黑龍。』

※丸まってる時は足も尻尾も分からなくて、まるで洞窟か何かの中に鎮座する黒い宝玉のよう。歩くときはひっそりと音も立てずそう、まるで雲の上をゆく黒い龍だ!

 

…いかがでしょうか?

この方、猫が好きで好きで仕方ないと思われます(笑)

これだけの褒め言葉を惜しげもなく日記に書いて、まさか後世で公にされるなんて意識もなく、とにかく書きたくてたまらなかったんでしょうねぇ。

しかも、これだけ褒めちぎっておきながら、

『先代の帝から押し付けられたから仕方なく面倒をみているだけで、全然愛情なんてかけてないし』

とも書いています。

あとで読み返してみて、我に返ったのでしょうか?(笑)

なんとも可愛いお方というか、私は親近感を覚えました。

 

気になった方、この日記について調べてみたいという方は、

『 寛平御記  猫 』

といった感じの検索ワードで探してみてください。

きっと微笑ましい文章がたくさん出てくると思いますよ。

 

最後に、我が家の白い龍を(笑)

食い意地の張った、可愛いヤツです。

では。

画像 004.jpg

 

 

 

筆者名:柴田

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書道用品の通販 大玄堂のスタッフブログです。書道に関するあらやる情報をスタッフより発信しています。

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